育ち方 5
音楽家山寸志さんは、「顔も覚えてない死んだおやじが閥駿的に僕を教育して、音渠家にしたようなものだ」といっています。
これが本当の教育であります。
教育は条件なのです。
レコードをかけて、楽譜を読んで聴いていたおやじのイメージを子どもは受けとめたわけです。
芥川竜之介さんの意志というものが、形でなくて、心として、その子どもに伝えられたことになります。
このように、江藤俊哉さんにしても、芥川也寸志さんにしても、親の在り方として共通していえることは、環境条件づくりであり、子どもの、内面意欲であって、決して、親の外からのおしつけでないことが、お解りのことと思います。
そして、親が「何か一つに夢中になってみせる」ことが必要ではないかと思います。